また、変数はあらかじめどのような値(型,data type)を格納するかを決めておく必要があります。
変数のデータ型には次の8種類があります。基本的な型なので、基本型とか、プリミティブ型と呼ばれています。
種類 | 型 | 説明 |
---|---|---|
文字型 | char | UNICODE文字(2バイト) |
整数型 | byte | 1バイト整数 |
short | 2バイト整数 | |
int | 4バイト整数 | |
long | 8バイト整数 | |
浮動小数型 | float | 4バイト浮動小数点数 |
double | 8バイト浮動小数点数 | |
論理型 | boolean | 真偽値(true または false) |
これらの基本型の他に参照型(オブジェクト型)というのもありますが、後から解説します。
変数を使えるようにするには、まず、変数の宣言をすることが必要です。
型名 変数名;のように宣言(declaration)します。
たとえば、
int a;と書くと、aはint型の変数ということになります。
変数名には英字、数字、アンダースコア(_)などの一部の記号などが使えます。数字で始まることはできません。英字は大文字と小文字の区別があります。
また、Javaで決められているキーワード(resturnなど)は使うことができません。一部に使用することは可能です。
変数に値を代入するには「=」(代入演算子,assignment operator)を使います。
short st; st = 12;これは、short型の変数stに12を代入することを意味します。
変数を宣言するのと同時に、値を代入することもできます。これを変数の初期化(initialization)といいます。
int x = 125;また、同じ型の変数を複数宣言するときは、
int x, y, z;のようにコンマ(,)で区切ってまとめて宣言することもできます。
Update 11/Mar/2012 By Y.Kumei