この章ではGUIのプログラミングを紹介します。
C#では、ウィンドウをフォームと称します。
C+Win32APIでウィンドウを作るのは、結構面倒くさいです。しかし、C#ではあっという間にフォームを作ることができます。
まずは、前準備ですがVS2005を使っているときの例を示します。
1.コンソールアプリケーションと全く同じ方法でプロジェクトを作成します。 2.ソリューション・エクスプローラで「参照設定」を右クリックし「参照の追加」を選択します。 3.System.dll, System.Windows.Forms.dll, System.Drawing.dllを追加します。(本章の プログラムではSystem.Drawing.dllは不要ですが一般的なFormプログラミングでは必要なので追加しておきます) 4.ソリューション・エクスプローラでプロジェクト名を右クリックして「プロパティ」を選択します。 5.出力の種類を「Windowsアプリケーション」に設定します。前準備はこれだけです。さっそくソースプログラムを書いてみましょう。
// form01.cs using System.Windows.Forms; class form01 { public static void Main() { Form f = new Form(); Application.Run(f); } }たったこれだけです。実行すると、次のようなフォームが出現します。
これは、最も簡単な方法でのフォームの作り方ですが、一般的ではありません。
詳しくは、別な編で詳細に解説します。
Update 15/Oct/2006 By Y.Kumei